為替・通貨 (5): 金銀投資作戦参謀本部T・U

2013年01月25日

フセイン、カダフィが消された理由、そしてチャベスが・・・

ベネゼエラのチャベス大統領が危篤に陥っている。

2011年にチャベスが金をベネゼエラに持ち帰ろうとするニュースが流れた時に、「チャベス消されるな・・・」と思ったが、2013年早々危篤のニュースが入ってきた。

20130107チャベス金送還記事

金や米ドルに対して挑戦を挑む指導者は、これまで例外なく消されている。 最近ではドイツがアメリカに預けてある金を自国に持ち帰ろうとしている。

ドイツで、NY連銀保管の金準備が本物なのかが心配される
【著者】小菅 努 2012年11月2日

余り一般的には話題にならなかったが、先週の金市場では興味深い動きが見られた。すなわち、ドイツの連邦会計検査院が、ドイツ連邦銀行(中央銀行)が海外に保有する金準備について、検査を行うことを求めたのである。

中央銀行の金準備に関しては機密性が重視されるため、詳細な情報が明らかにされることは殆どない。ただ今回の騒動を受けて、ドイツ連邦銀行は1,036をドイツ連邦銀行内に保管する一方、1,536トンをニューヨーク連銀、450トンをイングランド銀行、374トンをフランス中央銀行で保管していることを明らかにしている。

検査院は、海外保管の金準備を一度ドイツ国内に持ち帰り、溶解検査等を行うことを求めている。ここからは、金準備の単純な保管方法だけでなく、他の金属等に入れ替わっている最悪のリスクまでも警戒していることは明らかである。

ドイツ議会等では特に大きな問題にならなかったが、ドイツ連邦銀行は検査院からの要請に応える形で、年間50トンの金準備をニューヨーク連銀からドイツに移送して品質検査を行うことを3年間実施する方針を示している。すなわち150トン相当の金準備について、その真贋が検査される可能性が高い。ニューヨーク連銀に保管されている金準備の1割にも満たない数量であるが、これまでは問題にならなかったことが話題になっていることには注目すべきだろう。

昨年はベネズエラがイングランド銀行に保管していた金準備を自国中銀に取り返すレパトリエーションを行ったことが話題になったが、世界第二位の金準備保有国であるドイツでも、金準備を海外に保管し続けるリスクが警戒されているのだ。

従来、このようなニューヨーク連銀保管の金準備喪失リスクに関しては、陰謀論的な取り扱いしか行われてこなかった。しかし今回のドイツ連銀の金準備を巡る議論は、通貨価値の毀損が進む中で、最後のハードカレンシーとしての金(GOLD)を再評価する動きが強くなっていることを象徴する動きと評価している。

みんなのコモディティ」より転載

ドイツの人々よ、恐らく君達のフォートノックスの金は既にアメリカに無断で費やされてもうないだろう。 金庫にあるのは借用書のみか? おいおいそんなこと許されるのか?といっても無いものはナイのだから、どうしようもない。

NATOで長年ドイツを守ってやった用心棒代金としてでも諦めるしかない。

日本の765トンは? ある訳ないでしょう。 ドイツよりもヘッピリ腰の日本が取り戻せる筈もない。 
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2012年12月04日

資産消滅の懸念

私は、金銀に対して未だ強気なのは不変なのだが、どうにも消せない懸念が残る。 『通貨戦争 崩壊への最悪シナリオが動き出した!』にも読んで、やはり以前から抱いていた懸念が再燃してしまうのだが、もし株式(金銀ETFを含め)が消滅、つまり証券会社ごと無くなってしまうような事態は起きないか?

常識的に考えれば、絶対にあり得ない事態だが、金銀が輝きを放つ大恐慌の事態というのは、それこそ1929年時とは比べ物にならないくらい現在は世界が繋がっているので、全世界同時大恐慌になる可能がかなり高い確率で考えられる。

その時に、株式という資産は保全され得るのか? 金ETFの欺瞞性はもう広く知れ渡っている。 フィジカルの金銀が紙の資産を打ち倒すとエリック・スプロットは何度も繰り返し述べているがそうなった時に、紙の金資産、金ETFの扱いはどうなるのか?

あまりにも不透明である。 では不動産か? 資産デフレが続く日本で恐慌の時代に金銀より安全性が高いなんてとえも思えない。 

では現金か?紙のお金だよ。 世界中の紙幣が子供銀行券になろうかという時にそんな気にはとてもなれない。

消滅ではなく、没収か? 無政府状態にならない限り考えられない。 Kanjiはどうにも漫然とした懸念を持つだけで明確なイメージが沸いてこない。

上場株式ではなくて私設株式の形で資産を持つ。 金銀現物で持つ。 田舎に安全な避難所となる不動産を構えておく。 これ以外で安全な形はあるだろうか? 現物で持ったら盗難や略奪の可能性もあるからケースバイケースであるが。

次の時代の貨幣の形を考えるよりも、消滅するかもしれない資産で今のうちに自己投資が一番良いかもしれない。 自分の内に貯め込んだ知識や語学能力は死なない限り没収されないのだから。
posted by kanji at 14:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 為替・通貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月06日

次の貨幣は真の貨幣になるのか?

Kanjiは次の貨幣の形を良く考えます。

金銀の後、私の専門分野である不動産に戻るつもりですが、その形は不動産にも間違いなく影響を及ぼすことになります。 ですからそのヒントを常に追い求めています。

普通に考えれば、金本位制なのですがあらゆる可能性をシュミレーションしなければ生き残れないと思っています。 なにせ、大恐慌を想定し大混乱の中で生き残りを計らなくてはいけないと考えていますから。

しかし、大恐慌は大チャンス。 そのチャンスを、あらゆる事を考えています。

最近読んだ本でジェームズ・リカーズという著者の『通貨戦争 崩壊への最悪シナリオが動き出した!』が良かった。

この本でも通常のシナリオであれば、金本位制と書いてありますが、この本の中にも金没収の可能性やドル暴落や世界各国の通貨の暴落(世界の通貨が暴落すると言う事は、金銀や商品の上昇としか考えられない)について触れられています。

日本の経済評論家の本は、やたら大きい文字でしかも誰の本も似たようことしか書いておりません。

鬼塚英昭のようにはっきりと、「恐慌は八百長である。始めから計画されていた」というスタンスで書かれてはおりません。  『八百長恐慌! 「サブプライム=国際ネズミ講」を仕掛けたのは誰だ』、この時からはっきりとそう書ききっています。 Kanjiは最初からこのスタンスです。

副島本は仕組まれたというスタンスですが、平和な帝国中華帝国とか世界皇帝ロックフェラーという頓珍漢なスタンスですから問題外です。

真坊さんなら、骨身に沁みて理解できると思いますが、あの謀略国家・計画的な戦略国家アメリカが9.11テロとかサブプライムに気が付かなかったなんて本気で考えられますか?

70年近く前の第二次世界大戦時の遠い昔から、あの微に入り細に入り日本を徹底的に分析していたアメリカ。 小学生の頃に、既にその分析力と戦略の立て方に心の底まで絶望的な気持ちになった。 あのアメリカが!

関心のある方は、アメリカのオレンジプランや日本の文化人類学まで研究しつくしていたアメリカの報告書が載っている書籍を読んでください。 私は小学生の頃から数えたらもう5,000冊以上は近代の戦争に関する本を読んできたと思いますが、実感として理解できるのです。

「恐慌は仕組まれていた」

増田悦佐さんの『世界は深淵をのぞきこみ、日本は屹立する』に、ルーズベルトの真珠湾奇襲をわざと無視したというくだりで、9.11が幾らなんでもアメリカの謀略ではないだろうと書かれてましたが、大丈夫ですか?

優秀な人だと思いますが、全てが正しいとはとても思えません。 引用するデータは数字的に正しいかもしれませんが、使い方が決定的に間違ってる場合もあると思いますよ。

日本の高度経済成長を終わらせた一番の原因は、田中角栄の日本改造計画ではなく、大量破壊兵器ニクソン・ショックです。

増田さんはまだ角栄悪玉論なのでしょうかね? 今度聞いておいてください。
posted by kanji at 06:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 為替・通貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする