今年の総括: 金銀投資作戦参謀本部T・U

2009年12月23日

今年の総括

もう気分は年末の冬休みモードになってきました。

皆さんの今年の投資成績はいかがでしたでしょうか? 

ここでひとまず、2009年の総括をしておきたいと思います。

これまでを振り返ってきてつくづく感じることがあります。  結局は金の現物を調整が入ったときだけコツコツと買い増しを続けて、金・金鉱株について勉強したエネルギーや時間を、自分の本業にあてた方がよっぽどパフォーマンスが高かったと。  

確かに金ETFや住友金属鉱山の取引では少なくない利益を出せましたが、皆さんもご承知の通り、ジパング株にそれまで獲得した利益+αをつぎ込んで、結局は元本割れをしてしまい、本ブログで生き恥を晒すようなことをしています。  

私がこのようなことを書くのも、自分に対する戒めであり、この大失敗を忘れないようにするためでもあります。  自分のことを考えてみても、投資に成功した時は、後で振り返って勉強することは少ないと思いますが、失敗に対してはそうではありません。  

現在の私のポートフォリオは、金現物・海外金銀鉱株(Apollo ,Osisko,Silver Wheaton,etc)及びブラックロック・ゴールドファンド・日本株及び海外株ベアファンド等であり、このポートフォリオで今後利益を出せることを自分では確信しておりますが、絶対ということはこの世にありません。   

絶対損したくないんだけど…と言われればやはり金現物しかないでしょう。  金現物は、金鉱株と違ってその経営者の能力に左右されることはありません。 天災にも、暴動にもにも。  『いつも感謝している高年』さんのブログにもありましたが、パフォーマンス世界トップクラスのエリックスプロットのファンドマネージャーが金鉱株よりもむしろ、金現物に注目しているとありました。

短期ではともかく、長期ではもしかしたら、この金現物が一番パフォーマンス良かったということも十分にあり得ると思っています。  金鉱株は確かに金よりも大きく動くので、短期のトレードを得意とする人はこっちの方がいいと思いますが、私はあまり得意ではありません(これまで金ETFのトレードでは一度も損を出したことはありませんが…)。  

このポートフォリオで損失の回復ができ、利益もある程度上がれば私は自分の専門である不動産に回帰します。  その時には金・金鉱株について書くことはなくなっているかもしれません。  

おそらく、金が上昇を続ける途中で私は不動産に回帰することになると思いますが、全ては承知の上です。 一日も早くその日が来ることを。
 

今年最後に、都心の不動産市況についてまとめて終わりたいと思います。

現在相変わらず、商業用不動産は賃貸・売買とも低迷しています。 その価格だけでなく流通量も。  株式的に言うのであれば、流動性が低下している状態です。  おそらく来年春から夏以降、再度企業も動き出すと思います。  この経済不況に耐えられなくなって。  現在のところ銀行がまだ支えている状態なので、そんなに不良債権化した不動産は多くありませんが、私の予測では再度経済の二番底に突入した時点で、そんなことも言ってられなくなると思います。  賃貸ビル経営者で抵当・根抵当のついてない無借金ビルであれば、今度の大不況も乗り越えられると思いますが、借入で建てたビルオーナー、投資家はよほど高利回りで購入してないと地獄に行くことになるでしょう。 

株や商品の先物取引をした方は良く理解できるでしょう?  あきらかに割安で、ここをもう暫く耐えられさえすれば、確実に値を戻すことがわかっていながら、決済しなくてはいけない地獄を。  株式だけでなく、不動産でも同じです。 頭金を入れてローンを組んで不動産を買うというのも同じこと。 少ない頭金(証拠金)で頭金の何倍もの価格の不動産を購入するのだということを理解されていますか?  しかも株式と違って不動産は相対取引。  つまり流動性が非常に少ない中での取引は足元を見られて必要以上に買い叩かれる場合もある―ということです。   

無料で本ブログに書くことも惜しいくらいですが、本ブログ読者限定情報でご提供いたします。

来年は不動産に回帰できること願って― と今年を結びます。
この記事へのコメント
 この本土空襲のようなゴールドの売りに耐え切りましょう。欲しがりません、勝つまでは。
Posted by 禅師 at 2009年12月23日 13:21
禅師さん

金の調整に関しては全く心配してません。 

今まで散々勉強してきたのですから。

唯一Apolloの行く末は心配ではありますが…。
Posted by Apolloホルダー at 2009年12月23日 14:05
不動産屋がウヨウヨ増えたのは、本土空襲敗戦後でね。農地解放が背中を押して、土地・建物が投機の対象になっちまいましたなぁ。司馬氏は嘆いておられましたのふ。日本の土地バブルが先鞭をつけて、欧米もお家の投機でズッコケましたな。で、銀行・金融が資本主義の首を自ら絞める状態・・・ ま、絞めたとは思ってないようですがね。来年も大変ですのふ。
Posted by 真坊 at 2009年12月23日 17:32
浮かれた投資家はケツの毛まで抜かれて終わり・・・。株式も不動産も事情は同じなんですね。勉強になります。

私はITバブル崩壊時(2000〜2003年)に株式投資で貯金を吹っ飛ばして以降、投資・ギャンブル系から足を洗いました。足を洗ったというか、カネがなくなったので何も出来なくなっただけですが。(笑)
Posted by ponpon at 2009年12月23日 17:33
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