日本国内に金準備は正論、だが許されない。: 金銀投資作戦参謀本部戦闘記録書庫

2013年08月24日

日本国内に金準備は正論、だが許されない。

かつてミラーマンにされてしまった植草一秀氏の魂の提言である。

まさに正論。 日本は金準備を増やさなければならない。

アメリカに、せめてドイツと同じ金額まで認めて欲しいと許可を取るしかない。

敗戦国ドイツは、「戦争に負けただけで奴隷になった訳ではない。」と戦後アメリカから少しずつ上手に距離をとってここまで来た。

それに対し、日本人は敗戦後からマッカーサーを神の如く扱い、最初から奴隷根性である。

日本の政治家と役人は、アメリカ人のビッグディックに後ろからずっぽりとハメられて最初は痛くて嫌がっていたのが、快感に変わってしまったマゾヒストだ。 オー・イェス!

日本人の長いものには巻かれろ的な精神が中国と韓国にまで舐められ、現在の惨状がある。

植草さん、あなたは余りにも正論だ。

しかし、現実的に金準備を日本国内で増やすことをアメリカが認める方法を是非考えて欲しい。

論理が正しくとも、暴力の前には無力であることを散々思い知っているではないか。


武装していない予言者は破滅するしかないのだ。

サヴォナローラと違って正しい事を言っているが、行く先がサヴォナローラに重なって見えて仕方がない。

狡賢く、狐のように行動して日本の為に頑張って欲しい。

結果さえよければ手段は常に正当化されるのだ。

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日本政府は外貨準備米国債を金地金に変換せよ。 植草一秀 

話は変わるが、日本政府が国家財政の健全性を重視するなら、政府保有の外貨準備資産の見直しを直ちに実行するべきだ。

日本政府は2013年7月末現在、1,254,033(百万ドル)の外貨準備を保有している。

1.3兆ドルの外貨資産である。

そのうちの1,168,661(百万ドル)、1.2兆ドルが、外貨建て証券である。

具体的には米国国債だ。

1ドル=100円で換算すると120兆円の米国国債を保有している。 重要なことは、為替レート変動によって、円換算金額が激変することだ。

2012年9月、円ドルレートは1ドル77円だった。 それが、いまは、1ドル=97円。

外貨準備高を1.3兆ドルとすると、その円換算金額は、昨年9月時点で100兆円、現時点で126兆円
になる。 たった1年足らずの間に、円評価額が26兆円も変化した。

日本がこれほどの外貨準備を保有する必要はない。 ドルが値上がりしたなら、ドル高の局面でドルを円に換金するべきだ。 それが、政府の当然の責務だ。

再びドルが下落して日本政府保有資産の円評価価値を目減りさせることは、国民に対する背信行為である。

米国国債を売って、円資金に転換しなくても、別の道がある。 それは、外貨準備の構成を金地金に変えることだ。

ドル表示の金価格が急落した。 昨年10月に1トロイオンス=1798ドルだった金価格が、本年6月に、1トロイオンス=1179ドルに急落した。

金市場に投機資金が流入し、金価格を大幅に押し上げていたが、高値警戒感が強まり、急激に資金が流出し、価格急落が生じたのだ。

しかし、世界的な金融緩和が長期化するなかで、趨勢としての金価格上昇のトレンドは残存している。

6月末以降金価格は再上昇し、現在は、1トロイオンス=1366ドルである。16%の反発を示している。

日本は外貨準備を米国国債から金地金に切り替えるべきだ。

米国国債というのは、日本政府が米国政府にお金を貸していることを意味しているが、何よりも問題なのは、米国に借りた金を返す意志がないことだ。

日本政府は米国政府にお金を貸したが最後、返してもらったことが一度もない。

かつて橋本龍太郎首相が、「アメリカ国債を売りたい(=アメリカ政府からお金を返してもらいたい)との衝動に駆られたことがある」と発言しただけで、大騒動になった。

米国は日本にお金を返す意志がないのだ。

100兆円あるいは130兆円のお金を米国から「かつあげ」されているのが現状だ。(これはもうどうしようもない)

日本が独立国であるなら、米国から貸した金を回収すべきだ(政府も国民もそんな度胸はない。現実的に不可能だ)

米国が金融緩和を続けて、ドルの下落を放置し続けると、米国国債はやがて紙くずになる(Kanjiのブログ読者ならそんなことはとっくに承知である)

ドル下落=円上昇は、日本の外貨準備高の円換算金額をただひたすら減少させることをもたらす。

財政危機で消費税大増税だなどと騒ぐ前に、外貨準備放置による、巨額為替損失のリスクを排除すべきことは当たり前のことだ。

米国国債を売って円に換金するとうるさいなら、米国国債を金地金に乗り換えるべきだ。

金価格がちょうど大幅に値下がりした局面だから、いまは、金地金を買うのに適した時期だ。

2012年8月段階の数値だが、欧州諸国は外貨準備の多くを金地金で保有している。

国名  金保有量 外貨準備に占める比率
    (トン) (%)

ドイツ  3,395.5 71.90%

イタリア 2,451.8 71.30%

フランス 2,435.4 71.60%

オランダ  612.5  60.20%

ポルトガル 382.5  89.90%

これに対して日本は、金保有量が765.2トン、外貨準備に占める比率は3.1%だ。

しかも、その金地金はNY連銀の地下に眠っている。

ドイツはNY連銀に保管している金地金を本国に移送する方針を示している。

日本政府は外貨準備の巨大な米国国債を金地金に変換し、その金地金を日本国内、日本銀行内で保管するべきだ。(これができれば、どんなに素晴らしいことか!)

戦後の日本は一貫して米国の支配下に置かれている。

その象徴は、

1.対米隷属政権の持続

2.沖縄を中心とした米軍への領土提供

3.原発の推進

4.米国に対するみかじめ料の上納

5.対米自立派人材への人物破壊工作

である。

対米自立派の政権は、ことごとく潰されてきた。

片山哲内閣、芦田均内閣、鳩山一郎内閣、石橋湛山内閣、田中角栄内閣、鳩山由紀夫内閣がその象徴だ。

自主独立政権が潰され、対米隷属を代表する安倍晋三政権が樹立されたから、日本の独立は遠い彼方に消し去られようとしている。

この安倍晋三政権が、米国にものを言う可能性はゼロに近い。絶望的な状況にある(仕方がない。暴力ピンフはまだまだ腕力がある)

しかし、だからと言って、日本の自主独立を断念するべきではない。

自主独立への道筋を探り続け、必ず、実現しなければならない。

米国へのみかじめ料の上納を中止するべき時期に来ている。

政府保有の外貨準備の米国国債をまず金地金に転換し、その金地金を日本国内に移送する決断を示し、実行させてゆく必要がある。

ドイツはそれを実現しつつあるのだ。

ソース:http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-693d.html


この記事へのコメント
アメリカ国債を売却すれば、ドルは下がるし、結局、日本製品の競争力はなくなり、雇用は更に失われる。アメリカ国債を減らすという動きは政治的な問題だけでなく、経済的にも難しいような気がする。金を買ったほうがいいというのは間違いないこと。

アメリカは中国の防波堤として日本を利用しようと考えるなら、アメリカ国債を買わせるより金を買わせてくれるはず。アメリカに日本は隷属しているけれど、その一方、日本は平和が守られている面もある。隷属していなければ中国と韓国の関係はどうなったかは疑問。

結局、日本がどうすべきかというのは、あまり個人で考える必要はなく、日本は「一億総玉砕」とか「死なばもろとも」とか「万歳突撃」とか、ロジカルな国民ではないので、日本が自殺しても個人個人でリスク分散していけばいいと思う。

個人的にはアメリカの属州になるとか、EUに入るとか、そういうほうがいいだろう。
Posted by aa at 2013年08月24日 07:50
 政府はもてないが国民が自由市場の下に持つことはできます。だから税法で国民が持ちやすい仕組みを作ることですが、これは国民が政府から独立しやすくなるから、しない。とにかく政府は国民のことを考えていない。多くの人が現在の政府をなんとなく自分たちの政府でないという感覚を持っているますが、これは正しいでしょう。
 日本には妙な共産主義的考えが、外国とは関係なく、昔からあるようです。これが共産党や、社会党の支持基盤でしょう。
 町内会もそれで、運営されています。

 外貨準備は相対的なもので、アメリカは依然として顔役ですから、そこの債権を持つことは悪いことではない。石油ショックが起きれば円安へと向かうから、莫大な差益を得ることができます。しかしそのときは物価が上昇するから、いいことではない。自由貿易体制を維持するコストで、たとえて言うなら、海外に納める税金としてみることで、その額が妥当かどうかはまた別でしょう。

 差益(逆に差損)は必ずしもいいものではない。海外貿易をするとき必ず起きる現象で、相対的なものだとおもう。
 いいものを輸出することは相手国を豊かにすることになる。それを利用する能力が相手国にあれば。
 外国から輸入する必要があるものの金額だけをバランすさせればいいが、それ以上あると、やはり投資となる。
 そのとき債権はすぐにお金に変わるからいいが、物だと管理が必要です。

 一つの通貨で資産、外貨が済ませれば、それはそれで幸せな世界ですよ。
 国内は円ですが、貿易をしていますから、その貿易の変動による、円の変動に対して、対抗できるものを持つことです。
 それがkenjiが知る範囲では金です。他の物質もありますがそれはマイナーなもので、売却の時、相手を探す必要があります。

所が金は国内市場ではいいものとはおもわれていない。商品としての金しか流通が、自由ではないです。特定品目だけ報告が必要とは、それは自由ではない。
 しかし地金の扱いが古物とは<ええー>ですよ。今度古物免許を取りますけれども。

 各家庭が、外貨を円だけではなくほかのものを持つ必要がある時代です。
 この外貨という意味も普通の人は理解できない。kenjiもあやふやですが、海外へ行くときもていったドルをそのままへそくりにしていたものが行方不明だったが、小屋を掃除していたら出てきた。そこですぐ新ドルを思い出し、ドル預金を言うと、一度円に換えて、それからまたドルに変える必要があるというので、それではドル預金ではないではないかというと、われ関せずでした。受付の女性は中年で、いい女でした。
 仕方ないので、円に換えてへそくりにしました。
流通しているドルは続々と貯金へと銀行へ還流しているのではないでしょうか?

十万円金貨を発行した中曽根内閣は、長い目がなかった。アレで政府収入を得ようとしたからです。
あさましかったですねえ。
Posted by kenji at 2013年08月24日 08:35
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