ジパング上場廃止: 金銀投資作戦参謀本部T・U

2013年08月02日

ジパング上場廃止

ジパングについては、独立したカテゴリを設けて、少しずつ纏めて行こうと思っていたが、時期を失してしまった。 

しかし、現在から過去を振り返って検証してみるのも悪くないだろう。

まずは沿革から見てみよう。

Wikiより 

沿革

株式会社ジパング(初代)

1981年(昭和56年)6月 - 婦人服縫製業を目的とした株式会社三愛を熊本県玉名市に設立。
1995年(平成7年)5月 - 株式会社三愛から株式会社ジパングに商号変更すると共に、目的を金属鉱業等に変更し、本社を東京都港区麻布十番二丁目14番11号に移転。
1996年(平成8年)7月 - 鉱山開発を目的として、北海道雄武威鉱山の鉱業権の買収を開始。
1996年(平成8年)10月 - カナダ法人Claimstaker Resources Ltd.(現 J-Pcific Gold Inc.)について、経営権の一部取得を目的として株式購入を開始。
1998年(平成10年)4月 - カナダにあるブラックドーム鉱山の取得を目的として、No.75に50%資本参加。
1998年(平成10年)5月 - 本社を東京都品川区北品川三丁目6番9号に移転。
1999年(平成11年)3月 - カナダ法人High River Gold Mines Ltd.について、経営権の一部取得を目的として株式購入を開始。
2005年(平成17年)11月 - 金山を保有するアメリカ法人Florida Canyon Mining, Inc.、Standard Gold Mining, Inc.及び探鉱鉱区を保有する同国法人Apollo Gold Exploration, Inc.(現 Jipangu Exploration, Inc.)について、Jipangu International Inc.が各社全株式を取得し子会社化。
2007年(平成19年)12月 - 北海道雄武威鉱山鉱業権買収を断念し撤退。

株式会社アスクリンク→株式会社ジパング(2代)

2004年(平成16年)3月 - 株式会社アスクリンクを設立。
2005年(平成17年)9月 - 日本証券業協会グリーンシートに登録。
2008年(平成20年)10月 - 株式会社ジパング(初代)を吸収合併し、株式会社ジパング(2代)に商号変更。
金鉱会社のジパングと岩盤浴会社のアスクリンクとの合併という畑違いの会社の組み合わせは、あからさまな裏口上場・乗っ取りとして「裏口上場問題」が注目される切っ掛けとなった。事実、圧倒的な支配株主となり経営権を取得した松藤氏は、合併と同時にリラクゼーション施設運営事業を旧アスクリンクの創業者に売却。結果として、上場審査を経ずに松藤氏は保有株の流動性を得た事になった。
2009年(平成21年)12月19日 - グリーンシート銘柄の指定取り消し。


株式会社ジパング・ホールディングス→株式会社ジパング(3代)
2010年(平成22年)1月1日 - 株式会社ジパング(2代)が、株式会社プライムを存続会社とし吸収合併され、同日をもって株式会社ジパング・ホールディングスに商号変更。
テレビショッピング会社のプライムは、2009年には債務超過に転落しており、ジパングの持つ資産は魅力的だった。アスクリンクとの合併のケースと同じように、その後、松藤氏は(旧プライムの事業である)通信販売部門を売却、ジパングから切り離すことになる。ジャスダックを運営する大阪証券取引所は、「実質的存続性の喪失」の猶予期間入り銘柄とし、ジパングを監視区分へ指定。2013年3月までに上場再審査を通過しなければ上場廃止となる。
2010年(平成22年)11月1日 - 株式会社ジパング・ホールディングスは通信販売部門を分割譲渡し、鉱業部門のみの会社となる。
2011年(平成23年)7月1日 - 株式会社ジパング・ホールディングスが株式会社ジパング(3代)に商号変更。
2013年(平成25年)8月11日 - 上場廃止


苦肉の策であろうが、なんとか裏口でも上場を果たして資金調達をしようという意図が窺える。 もはや執念とも言ってよい。

前にも書いたが、長年の株主に報いることなく、自らの失敗を全て株主に押しつけ、自らは身を切ることなく新しい株主から資金調達しようという姿勢では、市場から資金調達する以外の道を自ら閉ざしてしまった。

従って何が何でも市場から上場できないと、死んでしまうという切羽詰まった状況に陥っていた事が周年の様な裏口上場を重ねる動きになったと思う。

自業自得である。

著作や講演で「自分は運が良い人間」と連呼していたが、自ら進んでその運を擂り潰して逝った人物だったと思う。

最後の最後で、意地の大会戦を行ってくれると期待していたが、なんともがっかりした終わり方に失望を覚える。
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