金銀投資作戦参謀本部戦闘記録書庫

2013年05月11日

年収100万円で買える服

日本一の資産家、カリスマ経営者と絆されて周辺が見えなくなってしまったのだろうか?

ユニクロの柳井社長が、年収100万円になっても仕方がないという発言が波紋を広げている。

忘れてはいけないのが、その年収100円になる日本人に服を大量に販売して、日本一の資産家に、カリスマ経営者になったのに。

そしてファッションというイメージが大切な商品を扱うのに、このような発言をしてイメージダウンになると思わないのであろうか?

............................................................................................


「年収100万円も仕方ない」ユニクロ柳井会長に聞く

世界同一賃金」は、社員のやる気を生むものなのか、はたまた「現場の疲弊」をさらに強めるものにならないのか。導入の狙いや、社員を酷使する「ブラック企業」との批判に対する見解を、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長に聞いた。ユニクロ、「世界同一賃金」導入へ世界規模のふるい、成長か死か
−−「世界同一賃金」を導入する狙いは何ですか。
「社員は、どこの国で働こうが同じ収益を上げていれば同じ賃金でというのが基本的な考え方だ。海外に出店するようになって以来、ずっと考えていた。新興国や途上国にも優秀な社員がいるのに、同じ会社にいても、国が違うから賃金が低いというのは、グローバルに事業を展開しようとする企業ではあり得ない」

−−中国などに比べて賃金が高い日本は下方圧力がかかって、逆に低い国は賃金が上がるわけですか。
「日本の店長やパートより欧米の店長のほうがよほど高い。日本で賃下げをするのは考えていない。一方で途上国の賃金をいきなり欧米並みにはできない。それをどう平準化し、実質的に同じにするか、具体的な仕組みを検討している」

−−いまの離職率が高いのはどう考えていますか。
「それはグローバル化の問題だ。10年前から社員にもいってきた。将来は、年収1億円か100万円に分かれて中間層が減っていく。仕事を通じて付加価値がつけられないと、低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収100万円のほうになっていくのは仕方がない」

−−付加価値をつけられなかった人が退職する、場合によってはうつになったりすると。
そういうことだと思う。日本人にとっては厳しいかもしれないけれど。でも海外の人は全部、頑張っているわけだ」「僕が心配しているのは、途上国から海外に出稼ぎにでている人がいる、それも下働きの仕事で。グローバル競争のもとで、他国の人ができない付加価値を作り出せなかったら、日本人もそうやって働くしかなくなる。グローバル経済というのは『Grow or Die(グロウ・オア・ダイ)』(成長か、さもなければ死か)。非常にエキサイティングな時代だ。変わらなければ死ぬ、と社員にもいっている」
ソース:朝日新聞



............................................................................................



柳井天皇となったユニクロ社内で彼に反対する意見は出てこない。

逆らえば首だ。

年収100万円になる日本人にこれからも大量に服を売りつけて儲かるのだろうか?

年収100万円になる日本人だってプライドがあるだろう。

そこまで言われて果たしてユニクロの服を着たいと思うだろうか?

TV広告の莫大な宣伝費を一瞬にして無駄にさせる発言だっただろう。


彼が言う通り残念だが、日本もその方向に確実に進んでいる。

それは抗えないことなのだ。 

そうならざるを得ないのだ。

されど、「それを言っちゃあ終しめえよ」

これ程知名度のある人が余りにも無防備だと思う。

しかし...つくづく思うのだが、歴史上で名君と詠われた英雄でさえその名声を死ぬまで保てたのは少ない。

楊貴妃に溺れた玄宗皇帝、長男の戦死で暴君になった長宗我部元親etc...共通する最後はお家の滅亡...


壮大な王宮を築こうとしている時に、それを支える基礎が人材が揺らぐだろう。

高層建築物になればなるほど、基礎がしっかりしていないと建物は倒壊する。

その土台が100万円で支えられるのか?

日本人の強みは圧倒的に優秀な現場力だろう。

歴史が証明している。

アメリカ人の将軍、ドイツ人の将校、日本人の兵卒。

世界最強の軍隊の編成である(と言われる)

100万円で支えられる現場力か...士気が落ちなけらば良いのだが...。

柳井氏には祇園精舎の鐘の声がまだ聞こえてこないのだろう。

Kanjiには鐘の声が聞こえ始めたような気がする。


posted by kanji at 01:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 著者の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。