金銀投資作戦参謀本部戦闘記録書庫

2011年01月22日

ある日の考察

本当は、本日は書くつもりありませんでしたが、私の記事を一日千秋の想いで待っている読者(言い過ぎですか?京橋社長)もいますので、今ビールを飲んで酔っ払いつつ、この文章を書いています。

先日、アップルのスティーヴ・ジョブズが病気療養のため、一線から退くという報道で株価が一時8%以上下落しました。  世界に名だたるアップルでさえたった一人の経営者の病気療養の報道でこの有様です。 人材はキラ星のごとく居る筈ですが、この影響の大きさ。  まるでやり手の中小企業社長が蒸発してしまったかのような衝撃を世界(株式市場)に与えました。  今日はこれが理由で日頃私が思っていることを書こうと思います。

仕事を通じて、そして古今東西あらゆる人類の歴史を考察して、つくづく思うのは、世の中を変えるのは一部の優秀な人間であってそこいらにいる一般人では決してないこと。 さてさて...この時点でダメでしょう、和を尊ぶ日本の社会では。 経験則から言っても断言できまぜんか?  あの副島隆彦さんの本を読んでも、経営者をはじめとして読書階級の上層国民が...と何度も自身の著書の中で歎じている。  師匠である小室直樹でさえ、文章にするのを躊躇われているのに...行間から滲み出てくるのは、日本人民(国民ではありません)に対する絶望と失望とあきらめの心境です。

ご存知ですか?  幕末、明治維新直前、武士が攘夷で外国船と打ち合って砲台が占領されたときも国民"意識のない地元民が夷敵の占領に協力していたことを(昔は日本人民だってまるで支那人のごとき)。  余人に替え難い吉田松陰が「身はたとい武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」と詠んで死んでいった同じ頃、一般人民はかくあったことを。  明治維新に一般大衆は何も関わってません。  下級武士達が全て変えたのです。  そして彼らはエリートになった...。

優秀な行政官僚であった石田光成が1万人いても織田信長になれないし、カミソリ東條(東條英機はそう言われていたんですよ)が1億人いても石原莞爾に遠く及ばない。  宦直人が1万人いても田中角栄にもなれない。 伊達直人一人にさえ及ばないでしょう。 全く...。  普通人で優秀な人ではないんですよ。  局面を打開できる、または新たな局面を作り出せる人は。

何度も石原莞爾を出して恐縮ですが、などてすめろぎは東條に戦争指導させ給いし。 などて石原でなく! ...英霊も同意してくれるでしょう。   石原莞爾が戦争指導していれば、日本は大東亜戦争に敗けなかった。  日本人が改造されることもなかった。  アノミーに陥ることもなかった。 天皇の正体に気付くこともなかった...。  石原が生かされなかったのが日本人の限界か?

これを会社に例えてください。  何を言わんとしてるかわかりますか?  真に優秀な人間というのは得難いことを。  経営者であればとりわけ身にしみているはずです。  もし、そのような優秀な社員を生かしきれないでライバル会社に引き抜かれたり独立されたりしたら、場合によっては存亡の危機に陥ることさえあるということを。 韓信の故事が良く示しています。 優秀な人間であればその長所と弱点を見抜いているはずです。 どこを攻めどこを守ったら最大の効果を発揮できるか。 急所に気付ける人間。 それこそが宝物です。  私自身、実際に仕事を通じてそのような場面を見てきました。 そして感心する経営者と優秀な社員にも何人かと会う機会に恵まれました。 経営者でない優秀な方々は、「狡兎死して良狗煮られ、高鳥尽きて良弓蔵され、敵国敗れて謀臣亡ぶ。」とならないよう気をつけましょう。  言わんとすることわかりますね?

先日もTVで中小企業のオーナーが一人の社長を世間から公募するという一風変わった場面を放映していた時に、そのオーナー曰く「く地頭のいい人なら何人でも採用したい」と。  一言で言うとこれです。  世の中に優秀な人は多いと思いますが、核心を見抜いて革新できる人間は稀有なのです。  もし経営者の方が私のブログのファンでいてくれるのであれば、気をつけてください(笑)。  私が考えるに、頭がいいというのを「情報処理能力が高い」と勘違いしてはいけません。  そういう優秀な人は日本人にはいっぱいいます。 

以前にも書きました。 世界一優秀な軍隊を作るには「アメリカ人の将軍、ドイツ人の指揮官、日本人の兵隊」が最高であることを。 軍事の世界では良く言われる話です。


 私は幾ら偉い人の言葉でも、自分の頭で正しいと思ったことを口にしてしまう決定的な欠点があります(笑)。 最近では「沈黙は金なり」という実に日本的な諺の威力を実感してもいますので。  今は書けませんが、その時が来れば、書くこともあるでしょう。  私が日記の代わりのように書いているのが本ブログ。 本音が書いてあります。 ですからいつまでこのような形で公開するかわかりません。  嫌悪感を持つ方は、立ち去ってください。

酔っ払いの日記代わりの一考察でした。


posted by kanji at 19:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 著者の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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